2017年08月02日

江戸時代の水うちわ

この猛暑の下、絶えず新開地の銀行や郵便局に自転車で行ったり来たりしていると、道路が燃えるように熱くてたまらない。せめて歩道だけでもアスファルトを剝がし硬い土の道にしてくれたなら、昔家の前に朝夕散水して涼を求めていたようなやり方を復活できるんだがと思う。保育園の前の歩道に水をホースで散水するだけでも一時だけだが涼しくなる。この頃はそんな発想は無くなっただけでなく、時には空調機の室外機の熱風が体を襲う。歩道を土にするぐらいでヒートアイランド現象がどうなるものではないが、江戸時代の人が水うちわを考え出したような工夫を現代人もしたらどうだろうか。うちわの表面に膠を塗り防水して扇ぐ前に水に漬けて扇ぐと確かに風に混じって水滴が頬にかかる。涼しいとゆうよりその発想に驚く。
 現在化石燃料の世界的消費率は2%づつ上昇していて、このままでは35年後には枯渇することを京大の縮小社会研究会の松久さんが著書の中で警告しておられる。ㇱエールガスの寿命は5~6年で枯渇するという。
 私は地産地消の考えを大事にしたい。食べたいもの欲しいものを日本中、あるいは世界中から手に入れる流通消費文化はいい加減にやめなくてはと思う。今自分たちが生きておれる自然・土地・人間社会を大事にするほうがよほど美味しくて、楽しい生活が可能と思う。無駄な開発をやめて残り少ないエネルギーを世界中の未来である子どものために医療・教育・福祉に集中すべきではないかとこの暑さのなかで考える次第である。
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2017年07月30日

川遊び

今回は朝からどんよりとした曇り空。しかし朝から集まって来た卒園生は30人、保護者は11人。在園児は27人という大人数!住吉川は六甲山系から下って来た急流。大雨が降れば近づくことさえ危険でそのためにコンクリートの堤防には警戒を知らす黄色のランプが設置されている。この頃は川に入る前に大雨が急に降りだした時に備えて川の堤防の上まで駆け上がる訓練をすることにしている。それまでしてでもこの川遊びはやめられない。何しろ川底に岩が敷き詰められてつるつる滑るところもあれば砂地の中州があって草に覆われそこが小魚の隠れ家になっているし、子供が泳げるくらいの深みのところには小魚がたむろして水中メガネをした小学生がまるで漁師のように網をもって潜っている。なんともいえぬ風景が突然住吉川に現れている。小3までに限っている案内をもし小6まで広げれば大変な人数になることだろう。男親たちも少し大きめの川魚を子供たちに掬ってやってご満悦な表情をしている。やがて少し空が明るくなってきたところで川を後にした。  川に来るまでの電車の中で叫んだ小3の女の叫びが心に残る、「小学校も中学校も高校もぜーんぶちびくろがいいなー」。この可憐な小さな叫びが2020年から始まる子供の自主性や遊びを生かしたアクティブラーニングで教育の世界が一刻も早く変わる事を願いたい。

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2016年11月26日

ミカン狩り

早く収穫しないと鳥に全部ついばまれてしまうと思っていたところが天気も良く夏ミカンを21個もとることが出来た。長い枝切り棒を振り回していると、子どもがじぶんたちもやりたいと言うのでもう一人の職員とミカン狩りと相成った。小さかったみかんの樹が大きく育ちかなり高い所になっているのを枝切り棒のレバーを小さな手で力任せに押し切るの手伝い、それをもう一人の職員が落下する大きなミカンを駕籠でナイスキヤッチ。
 去年までは数個しかできなかったのに今年はおそらくは40個以上の豊作。去年道路沿いに作っていた花壇を自転車置き場を作るために三分の二も削りミカンの樹の周りには申し訳ない程度の土し残せなかったのになぜ?それを月に一回来て紙芝居合をしてくれるsさんに話したら根が地中深く育っているからではと言ってくれたのでなぜか納得。去年枝の剪定を上手にfさんがしてくれたからかもしれないが、樹そのものが非常に高く育ったことは根の育ちをが良いことの証明ではないかと思う。
 今の保護者は見かけがきれいな保育園を選びがちであると話すと、sさんは別のひとの話であるが今は紙芝居に昔の子供ほど関心を示さないばかりかゲーム機等に夢中の子どももいてやりがもう一つと言っていたとか、それに比べるとちびくろの子どもはいつも紙芝居に食らいついてくれるので恵まれているなどと漏らしていた。確かに今日の「森のはっぱ探し」の紙芝居がよほど気に行ったのか終わってもsさんの周りを離れず片付けまで手伝ってくれていた。小さな園庭の保育園で子どもたちの感性が深いところで育っていることを一層願う一日であった。、
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2016年09月29日

来年度の零歳児の入園申し込みは10月17日からです

来年度の零歳児の受け入れを早く区役所に申し込んでください!現在零歳児は9月で一杯になりました。ホーム・ペイジが誤った情報を載せていますがすみません、早く修正してくれるように業者に依頼しています。
育児休業制度の利用者が多くなり1歳児枠はいつも満員です。ですので零歳児から入園していただくのが得策です。新制度になってから申し込みが10月17日から兵庫区役所で受付けてくれます。申し込み書配布は9月20日からです。よろしくお願いします。
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2016年09月28日

人口の縮小、夕張の大変さ

日本の人口が大正5年に統計を取り始めて初めて人口が減り始めたことが報じられていた。東京でも減り始めたことが衝撃的に取り上げられていたが、私にすればようやくかという思いである。人口が縮小していくことには様々な痛みが伴う。夕張の実情も大変だ。若い市長が頑張っている。12万人が9千人台に激変してそれにどう対応するか。とにかく減らせるインフラは大急ぎで減らさないと大変だ。その過程で若い高校生たちが図書館が無くなるなどすると希望が持てなくなり夕張高校に進学する者が減ってしまうので校長が善処を若い市長に依頼しに来ていたが、市長が快諾する表情でなかった。それは市内の三か所の保育所が古く雨漏りがしていること、耐震補強ができずその保育所の地震を想定した避難訓練で乳児たちが机の下に逃げ込む姿がなんとも傷ましく心に強く焼き付けられた。東京の若い人たちの平均年収が240万円。これでは結婚もできないでいる。人口が縮小することをあまりに悲観的に取るべきではない。しかし、現在の石油の消費率で行くと30年後には枯渇することが判明しているにも関わらず、政治も経済界も深刻に考えず相変わらず高度経済成長の夢から覚めないでいるから何を考えているのかと唖然とする。今ある経済力と人的資源をどう振り向けるのかを早く考えないといけないことを夕張の大変さは語っている。子供、若者に最大限の投資を皆で考えなければと。
posted by ちびくろ保育園 at 18:17| 日記 | 更新情報をチェックする

2016年09月12日

永井文明さんのこと忘れられません

しょう子さんとその後電話で話していたら永井文明さんのことを鮮明に記憶していることが分かり話が盛り上った。永井さんに絵を書いてもらったことが一番印象に残っているとのこと。頭脳明晰で灘中、灘校、京都大学というえりーとコース育ちなのに吃音障害のために希望の進路に進めず、悩みの末に同じ重い障害を背負わせられた水俣の患者さんたちのところに行ったことが人生の転機になったひとである。チッソ水俣工場の入り口で1年8か月も座り込みを続けその後神戸に帰り、当園で子どもたちと絵を書いたりして過ごしてくれた。
 彼の絵のタッチは暖かくユーモラスな味のある絵で独特である。今は亡くなられた灘中時代の恩師の橋本先生の「清少納言」などの古文解説書に共著としてそのイラストが載せられている。しょう子さんはこれらの書籍を買われてもいるとのこと。自分の子どもに泥遊びができるような保育園を探している彼女の思いに共感するとともに永井さんと今夜は飲み屋に行きたくなった電話であった。
posted by ちびくろ保育園 at 18:52| 日記 | 更新情報をチェックする

2016年09月02日

26 26ぶりに子供を乗せて須磨より来てくれた晶子ちゃん 26年ぶりに子供を自転車に乗せて来てくれた晶子ちゃん

夕方近く若い親子が自転車で保育園の入り口に入ると決めた姿勢でもなく立っていたのでふと見ると「S子です!わかりますか?」と言われ驚いて顔を見ると幼い時の顔がそのまま母親の顔になっているだけで驚いて「どうしたの」と聞くと「ちびくろってこの辺かな?」と思いつつ須磨から来たという。卒園後大阪に引っ越したから当園のお祭りである運動会や夕涼み会にも参加しなかったから無縁の26年間が過ぎてきて馴染みの保育士は私達を除いてはひとりだけ。とりあえず2階に上がり積もる話に花が咲く。ところでなんで急に来たのかというとわが子の保育所探し、あちこち行ったけど学校のような雰囲気で、泥遊びに明け暮れたちびくろが懐かしく来てくれたという。とてもうれしい話しだが考えさせられる話しである。
posted by ちびくろ保育園 at 14:01| 日記 | 更新情報をチェックする

2016年08月23日

住吉川の川遊びはまるで水中天国

19日に住吉川に恒例の川遊びに卒園生26人と在園児28名を連れて大いに楽しんできた。
去年は天気が悪く仕方なく水族園にいったが、蒸し暑くて閉口した。一昨年は雨が降ってきて、30分で引き上げた。だから本当に今年は夢中になって子供たちは、川底にもぐり小魚を追いかけた。小学生たちはさすがに水中メガネと手ごろな網を用意していて着いたら直ぐに潜り、素早く泳ぐ小魚を追いかけては歓声を挙げていた。在園児でもメガネと網を手にしてなんと30分も潜りぱなしだった子もいた。
 昔保育園を始めるとき保育園本体を船にして毎日あちこちのきれいな海に、子供を連れていくことを夢想した。少年の時代まだ寒い3月ごろから明石海岸で海に潜り、まるで熱帯魚のような珍しい魚たちに出会っていた経験がそう夢想させるのだろうか。子供たちにとって今日は水中天国のような一日であった。
posted by ちびくろ保育園 at 14:26| 日記 | 更新情報をチェックする

2016年08月17日

仁川でのキャンプにて

黄金の光が川底から反射する風景はこどもたちに何を残すだろうか?
子供たちが小魚を追いかけたり、背丈より少し高い滝から次々に飛び込んでいるのを川辺に座りながら思いにふけっていた。すると不思議に黙示録の命の川のイメージが浮かんできた。その川は天の都の中央から流れていて、その岸には12種に実を結ぶ命の樹があり毎月実を結び、その樹の葉が諸国民を癒すと記されている。資本主義が終焉し、グローバリズムが経済格差を産むだけの暗い世相。成長しなくなって法律で保護されている生活保護者や障碍者につらく当たったり、公務員や既得権者を攻撃する論調が受ける時代に子供や若者、女性をどう守るべきか。平田オリザ氏の「下り坂をそろそろと下る」の内容に共感する。経済が成長していた時代、その利益にあずかれない業種や地方を包摂していた日本の社会がそれをつづけられてなくなってしまったことからくる他者への攻撃的雰囲気が濃厚な今の危険な我が国だが「包摂」をいかにすべきかを考えさせる。
世界の終末は色々の紆余曲折を経て命の川のほとりの樹のもとに到ると黙示録は示している。それができるのはやはりこのこどもたちではないかと思う。
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2015年05月18日

経済の活性化は何のため。都構想に思う

経済の活性化の本当の目的は
 大阪の都構想は否決されたが、一体その目的は二重行政の解消や、大阪の地盤沈下を食い止め、活力ある大阪の復活が叫ばれていたが、それでもわからないことがある。二重行政の解消は無駄を省くためで、その無駄を省けば200億円ぐらいのお金が有効に使えるとのことであったが、疑問は二重行政解消のために膨大なコストなくしてはできないと思うのである。新聞を読んで知ったが都構想案作成のために13年度からすでに35億円が使用されたという。もし賛成票が多く実際に都構想が実施されたら、もっと膨大な費用がかかったと想定される。住民票や市税や医療や介護に関するシステム変更にかかるコストは馬鹿にならないだろう。あらゆる今までの書類の保管と廃棄にかかる経費と人事異動、地名変更にかかるあらゆる表示の変更、素人が考えてもそれが一定の経済効果を皮肉にももたらすだろう。だから二重行政の解消に行き着くまでに200億以上の経費がかかるかもしれない。
 問題はそれらの経費をかけてすまーとな大阪都ができて無駄を解消できたとして一体何をするのかということが抜け落ちている。「大阪の活性化」というと皆納得してしまうのがどうもわからない。今まで言われてきた「行政改革」「議員人数の削減」はいわば「節約」の発想、かと思えば「規制緩和」による市場経済の活性化。手法は違うがいわゆる「経済の活性化」
 今の時代いくらモノを作っても売れない。お金がないからでなく、ある程度のものはすでに行き渡っていててむしろあふれかえって、捨てて素敵な生活をしようという発想の「本」が売れている時代である。いくらデフレ脱却を叫んで「異次元緩和」してお金をじやぶじやぶ印刷してもそのお金は銀行に眠っているではないか。
 ましてこれからは急速な「人口縮小社会」が到来して、空きマンションが目立ち、あちこちの市場が姿を消し、行きつけの喫茶店弊店がある日突然「閉店」の看板がかかる。
 実は昨日用事で大阪に行き賛成と反対の宣伝車が行き交う中、大阪駅に急ぐタクシーの運転手さんと意見を交わしたら、互いに意見が違った。それで上記の持論を述べたらその運転手から「どうすればいいでしょうね」いわれ口ぐもっているとその方が「子どもに投資すれば」といわれ意気投合してしまった。すぐには結果は出ないが保育料をゼロにしたり、若い夫婦の家賃補助をしたり、小学校の低学年の複数担任制を実施したり、とにかく子どもと若夫婦に投資して10年20年見守れば必ずよい結果が出るはずである。1年や2年で経済の好循環を出そうとあせることは禁物である。国家は株式会社ではないのだからと思うが。

























posted by ちびくろ保育園 at 22:35| 日記 | 更新情報をチェックする